子供への教育費が案外高くて、消費者金融でなんとかまかなっている
静岡県在住 H.Yさん(37歳)
私の子供の頃は「若いころに結婚して、子供を持ちたいなぁ」と思っていましたけど、最近は子供を持ったら持ったで、大変なことが現実にはたくさんあるのだなぁということに気づきました。多分ですけど、うちの教育がだいぶ特殊だっていうこともあるのかもしれませんが。
とは言うものの、妻は「周りはみんなやってるんだから、うちもやらないと」と言います。妻がほとんど主導してやっていますが、子供のうちから英語を学ばせるための教室に言っていますし、私学の幼稚園に入れるために勉強をさせたりしました。
私はそんな所でお金を使うとは思っていなかったので、かなり予想外の出費になってしまい、消費者金融を使うまでに至りました。消費者金融を使うのも子供のためならと思っていましたが、今も続いている子供への教育について、あまりにもお金を使い過ぎなような気がして、ちょっと見直しを迫っています。
別に消費者金融のお金を返せないからやめてくれ、ということではありません。しかし今の時代はいい大学を出たからといって、いい会社に入れるわけでもないですし、いい会社に入ったといっても、必ずしも出世できるわけではありません。不確定要素が多い時代になったのです。
そんな時に今までと同じような秀才をつくる、勉強ができる人間に子供がなった所で果たして本当に大丈夫なのか?と思うのです。個人的には子供は子供らしく、そして大人になっていくにつれていろんな厳しさを知っていけばいいと思います。そんな時に一番成長できるはずです。
なので今は妻と消費者金融の使い方などについても話し合っています。妻は今のところ譲る気はないみたいですけども、私は今の教育はあまり意味がないと確信しています。絶対にもっと個性的な子供になってもらいたいので、妻を説得したいと思います。できるかわかりませんけど…